事業承継、M&A

 熊本においても、事業承継、M&Aの案件は、比較的あります。

 私は、金融機関や、公的機関、ホームページを見た方から、事業承継、M&Aの依頼が来ます。

 私が行う業務は、買い手のアドバイザーとして、①デューディリジェンス(売り手の会社の法的な調査)をして、報告書を作成し、デューディリジェンスを踏まえて、②株式譲渡契約書の内容のアドバイスをすること、③買取価格が高くないか等のアドバイスをすることが多いです。

 売り手のアドバイザーになるときは、①デューディリジェンスでどこまで資料を開示するのか、②売却価格が安くないか、③株式譲渡契約で不利な条項がないか、についてアドバイスをすることが多いです。

 株式譲渡契約においては、①どこまで、会社の状態(未払い賃金がないことなど)を保証するのか、保証してもらうのか、②後で会社に問題が発見されたときの損害賠償の額、損害賠償の期間、③売り手の役員を、M&Aの後どの程度雇用するか、逆に雇用は守られるのか、などが問題となることが多いです。

熊本の法律事務所 野口法律事務所 弁護士 野口敏夫 野口敏史

野口法律事務所は、弁護士歴45年目の野口敏夫弁護士とその長男であり四大法律事務所(五大法律事務所)と呼ばれる東京の大手法律事務所(弁護士在籍数当時500名弱)に勤務していた野口敏史弁護士が所属する 熊本では老舗の事務所です。 相続、遺言、複雑なM&A(デューデリ含む)、企業側の労働問題(団体交渉含む)、事業再生・倒産、複雑な訴訟、複雑な契約、英文契約等を得意にしています。