令和4年4月1日施行の法律の改正

令和4年4月1日に施行される法律の改正の主なものについて、簡単にご連絡致します。


詳細は、各省庁のパンフレットのリンクをご参照ください。


①育児・介護休業法

 令和4年4月1日以降、育児休業に関する研修の実施、相談体制の整備等のいずれかが義務付けられ、従業員から妊娠の申出がされた場合、意向確認等の対応が必要となります。

https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000869228.pdf


②道路交通法

 自家用自動車を5台以上使用しているなど、安全運転管理者を選任しなければならない事業者は、令和4年4月1日以降は、運転前のみならず、運転後においても、酒気帯びの有無について、運転者の状態を目視等で確認し、確認の内容を1年間保存する必要があります。

令和4年10月1日以降は、酒気帯びの確認を、アルコール検知器で行う必要があります。

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/img/ankanleaflet.pdf


③ 民法改正

 令和4年4月1日から、民法上の成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。

18歳でも、保護者の同意なく、契約を締結することができることになります。

https://www.moj.go.jp/content/001300586.pdf


④パワハラ防止法

 令和4年4月1日から、パワーハラスメント防止措置が、中小企業の事業主にも義務化されます。

https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000855268.pdf

熊本の法律事務所 野口法律事務所 弁護士 野口敏夫 野口敏史

野口法律事務所は、弁護士歴45年目の野口敏夫弁護士とその長男であり四大法律事務所(五大法律事務所)と呼ばれる東京の大手法律事務所(弁護士在籍数当時500名弱)に勤務していた野口敏史弁護士が所属する 熊本では老舗の事務所です。 相続、遺言、複雑なM&A(デューデリ含む)、企業側の労働問題(団体交渉含む)、事業再生・倒産、複雑な訴訟、複雑な契約、英文契約等を得意にしています。